[個展のお知らせ] 長谷川洋子 Magic Hour
【開催概要】
タイトル : 長谷川洋子 Magic Hour
会期 : 2024年12月6日(金)~ 15日(日)
会場 : AL(東京都渋谷区恵比寿南3-7-17)
開館時間 : 12:00~19:00 最終日のみ~18:00 会期中は無休
【ギャラリートーク開催】
2024年12月7日(土)15:00~15:30 入場無料
作品解説=長谷川洋子 聞き手=東ちなつ(アーティスト / イラストレーター)
企画GALLERY SPEAK FOR
このたび、東京・恵比寿の「AL」におきまして、コラージュ画家 / イラストレーター、長谷川洋子氏による個展「Magic Hour」を開催いたします。
様々な素材を組み合わせたコラージュ技法で知られる、長谷川洋子氏の絵。フランスのアンティークレースやスパンコール、京都の大正着物の生地などに、アクリルガッシュやネイルパーツなどもミックスしています。女性なら誰しもが憧れる夢物語のワンシーン。それを、個々の素材だけが持ちうる希少な色と輝きのニュアンスを操り、洋の東西と時代を超えた素材同士のコラボレーションを引き起こして、ビジュー感に満ちたリッチで華やかな実画面へ結実させています。平面上にクチュールドレスを紡ぐような作法にも似た彼女の絵は、特にファッションや美容系のクライアントと親和性が高く、百貨店やコスメブランドのポスターの他、商品パッケージなども数多く手掛けてきました。
今回のメインテーマは、印象派絵画のような光を捉えた世界観。ドラマティックな夕波や鱗雲がかかる教会、色のグラデーション豊かに輝く朝焼けの海など、繊細で迫力のある魔法のようなひとときの情景を、絵画でも手芸でもない独自のミクストメディア手法で表現しようと挑みます。そのためベースに日本画の顔彩を使用しているのが特徴で、その上にアンティークのビーズやレースなどの希少素材、ルビーやサファイア、パールなどの宝石を散りばめて、長谷川氏が切り開いた比類のない表現をさらに進化させています。
今回は未公開新作を主体に、額装にもこだわった8号サイズからクリスマスのオーナメントにも相応しい作品、手のひらサイズの小品まで約80点を展示・販売いたします。また、INGEBORGとのコラボレーションによるバッグ、ステンドグラスをイメージした絵柄の新作マスキングテープやオリジナルポストカードなども紹介・販売いたします。
【アーティスト情報】
長谷川洋子 コラージュ画家 / イラストレーター
1981年、静岡市生まれ。多摩美術大学情報デザイン学科卒業後、アパレル企業勤務を経て、2006年よりイラストレーターとして活動を開始。2010年、イブ・サンローラン・ボーテに日本人として初めてパッケージに起用される。以後、BANDAI「スター☆トゥインクルプリキュア」玩具パッケージ、森永製菓「カレ・ド・ショコラ」期間限定ジュエリーパッケージなど広告やアパレル、書籍、商品パッケージのためのアートワークも数多く手掛けている。2023年よりアパレルブランド「INGEBORG」と不定期でコラボレーション中。2014年に渡仏し、ヨーロッパを中心に各地で素材・資料を取集。最近の個展に「TONE」(2023年、南青山・スペースユイ)など。